お店紹介:小島屋(御徒町)-レベル違いのドライフルーツ!!!

 ドライフルーツを食べたいけれど、添加物が多いのは少し気になるなあ…ということ、ありませんか。私自身は、入っていても食べるは食べるけど、入っていないには越したことはないと思うタイプです。

 そこで、ドライフルーツ専門店なら、そういった品も多く取り扱っているのではないかと思い検索し、実際に店舗にも行ってみたのが今回紹介したい「小島屋」さんです。ドライフルーツだけではなく、ナッツや、おつまみにちょうど良さそうな乾き物も取り扱っていらっしゃいます! ドライフルーツと一口に言っても、王道の品から無添加の品、変わり種のドライフルーツなどラインナップは様々です。

 今回はドライフルーツだけ購入しましたが、ぜひ乾き物も食べてみたいです。

 

 さて、今回購入して感激したのがこちら⇩

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 マンゴー! 食べかけです。本当はもっと入ってました。

 原材料はマンゴーと砂糖だけ! しかも、砂糖といってもガチガチにコーティングされている感じではなく、光を当てるとキラッと輝く程度で甘さは強すぎません。「砂糖がついてるのも気になる!」という人は、隣に本当にマンゴーしか使用していないドライマンゴーもあったので、そちらを手に取ると良いかと思います(添加物を使って柔らかく仕上げているものもありました。しっかりお菓子みたいに甘いやつがいい!という人のニーズも満たせそうです)。

 味見をさせてもらったところ、マンゴーのみのドライマンゴーは本当に素材そのものの味がして、しかも硬すぎないので驚きました。どっちを買うか、結構悩みました。

 今回購入した砂糖+マンゴーのドライマンゴーは、お砂糖を使っているからなのか、多少しっとり感を強く感じた気がします。

 

 なんにせよ本当に柔らかくて、後引くしつこい甘さのようなものもなく、ぽいぽい食べていいものではない! と頭では分かっていながら、止まらないおいしさでした。

 

 それから…これもものすごくおすすめです! ドライパイナップル!!!⇩
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 これもまた食べかけです。上一列くらい食べちゃってます。

 これを食べた時に衝撃は本当に半端じゃなかったです。ドライパイナップルですよ? これまで私は砂糖でガッチリ固められたドライパイナップルしか食べたことなかったです(あれはあれで飴みたいで好き)。あと、ドライパイナップルって何か独特の匂いがして、噛み締めながら遠くにフレッシュだったころのパイナップルを想う…みたいなところがあったんですが、これは本当に違いました。笑っちゃうくらい「パイナップル」です。いや待て、こんなにスナック感覚でいけるパイナップルがあるものか。

 オンラインショップにもそのような触れ込みがあって、半信半疑で購入したんですが、いやほんとにまさにその通りで驚きました。

 生のパイナップルとこのドライパイナップルがあったら、このドライパイナップルの方を手に取ると思います。

 

 完全無添加のドライパイナップルがもう一つありました。それがこちら⇩
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 これも噛み締めるほどおいしかったです。でも、柔らかさは一個前のやつの方がつよかったです。こっちは酸味もまあまあ感じました。私は一個前のコスタリカ産の方が好きです。

 最後⇩
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 これはまだ封開けてませんが、以前食べたことがありますので。

 柔らかくて甘さがくどくなく、食べていると健康な気持ちになるいちじくです。もう少し大粒のものや、別産地のものもさまざま取り揃えてらして、いやほんと家の近くにあったら大変なお店だな…と感じます。

 上野、御徒町に行ったら絶対寄りたいお店です。今後もたくさん利用したいです!

 

www.kojima-ya.com

施設紹介:スパ ラクーア(水道橋)-温まる塩泉・1日のんびりリフレッシュできそう

 前々から東京ドームシティによる度に「一度は行ってみたいなー」と思っていたラクーア。平日料金は一人2,900円。休日に行くより良かろうと、今回行ってみました! お風呂の様子を覚書しておきます! 館内では携帯の使用が憚られたので、お写真はなしです。

 今回は低温サウナであるヒーリング バーデには入らず、女性スパゾーンを楽しみました。

 

天然温泉

 色付きの塩泉で、しばらく入っているとお肌がツルツルピカピカになっているように感じました。塩泉なので長く浸かっていると疲れてしまいそうです。入っている時はあまり感じませんでしたが、上がろうとした時に少し立ちくらみがきました。要注意です。

 露天にはあつめのお湯の浴槽があったり、内湯では酸素泉があったりと、色々な楽しみ方ができます。酸素泉は個人的には熱く感じられ、あまり長く浸かっていられなかったので、効果のほどはわかりません…。

 炭酸泉は白濁しており、入ってみたいと感じたのですが、人気で結構人が多く、入れなかったのが残念です。

サウナ

 今回は低温のミストサウナとフィンランド風サウナでロウリュを楽しみました。

 ミストサウナは50度行かない程度だったので、のんびりできました。お風呂に浸かっている方が温まっている感覚はありましたが…。

 フィンランド風の方は70度程度。入った時は、「熱い!」とは感じたものの、そこそこ我慢できるというか、10分程度は入っていられそうだと思い、備品にあった砂時計(10分計)をひっくり返しました。

 入って数分して、後から入ってきた方がアロマ水を5杯ほどサウナストーブにかけたのですが、そこからはものすごい威力を感じました。尋常じゃないくらい熱い。目にはあまり見えませんが、蒸気がブワーっと上に上がってきて、アロマ水の匂いが一気に立ち込めました(ミント系の香りだったので、まあまあ刺激を感じました。嫌な感じはしませんでしたが)。汗も一気に出てきて、全身温まりました。むしろ熱されました。

 もう少し頑張りたい…と思いましたが、結局7分くらいで諦めました。

ジェットバス

 これは温泉ではなく普通のお湯だったと思います。しょうがないことですが、カルキ臭が結構すごかったです。

 ボタンを押すとジェットが強くなる仕組みなのですが、背中があっという間に痒くなったので退散しました。これはラクーアというか、どの温泉でもたいていあっという間に痒くなっているので、しょうがない。

あかすり

 30分4,500円程度の全身あかすりをお願いしました。このご時世なので、新しいマスクを持ってきて、あかすりの間は付けていてねとお願いされました。

 優しげで何かと気遣いをしてくれる方に担当してもらえました。ガンガン擦られるというよりは、丁寧にやってくださるという印象でした。垢の方はしっかり出まして、ツルツル大満足です。

ベトナム料理

 お風呂上がり! お腹が空いたのでフードコーナーの「ニャーヴェトナム」に入りました。期間限定のえびの辛口フォーをいただきました。

 おもったよりスープはさらっとしていました。辛口というだけあって、辛味もしっかりありました。提供時間はものすごく早く、あっという間に出てきたので驚きました。

 麺は、私はもう少しコシがある方が好きかなと思いました。味も、もう少しドロっと濃厚なのをちょっと期待していたので個人的にはちょっと残念に感じました。えびやイカ、アサリが結構入っていたのは嬉しかったです! 今回、同行した相手はミーゴレンを食べていたので一口もらいましたが、こっちはソースが香ばしくておいしかったです。

 

 今回はそれほど長くは滞在しませんでしたが、のんびりできそうなラウンジがあったり、低温サウナもあったり、(別料金で、かつ都内価格という感じはしますが)エステやリラクゼーションもあって、カフェなどもいくつか入っていますので、お気に入りの本を一冊携えていけば1日ゆっくりできそうだと思いました。

 休日はどの程度混むのかわかりませんが、今回は平日ということもあってか、ゴミゴミしている印象もなく楽しく過ごせました! 温泉はいいなあと、改めて感じました。都内でおすすめの温泉施設をもっと知りたいです。

 

www.laqua.jp

お店紹介:パーラーぐるぐる(喫茶店)-阿佐ヶ谷 サクッとおいしい、牛乳と食べたいドーナツ

 今回は、実際にお店に行ってみたのではなく、友人が家を訪ねてきてくれた時に手土産に持ってきてくれたのが、この「パーラーぐるぐる」のドーナツだったというお話です。

 とてもおいしかったので、紹介するのはドーナツ一品になりますが、ぜひ行ってみたいお店になりました。今回食べたのがこちら⇩

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 見た目はしっとり柔らかそうにも見えるのですが、しっかり揚げてあるのかサクサク系の生地です。サクサクと言っても、軽ーくてどんどんなくなる感じではなく、齧り付くと「ふにゃん」とはいかず、「ザクっ」と歯がしっかり立つようなイメージです。重さ的には、「いくらでも食べられちゃう〜!」ではなく、「一つひとつを慌てずじっくり食べたい」と感じました。

 味わいは「THE シンプル」という感じで、余計なものが入っていない印象を受けました。卵の味を強く感じ、サクッといく割には卵の余韻が後を引きます。

 これは…コーヒーや紅茶も合いますが、個人的には冷えた牛乳と一緒に食べたい味! 美味しくいただきました。

 

 友人からのお土産でドーナツだけ食べたのですが、ネットで調べてみる限り、割と新しいお店だけれど古き良き…という印象を大切にしているお店のようです。場所は阿佐ヶ谷駅から500メートル圏内。

 このお店のプリンやパフェも気になります。ぜひ行ってみたいお店が増えました!

tabelog.com

禁酒チャレンジ20日!

 禁酒チャレンジを始めてから、早いもので21日目。詳しい内容は前回の禁酒チャレンジ10日!を見ていただけたらと思います。前回、どこまで続けるかは決めていませんでしたが、30日は続けようと考えているところです。

 

ootsumugi.hatenablog.com

 さて、前回ほどあまり書くことはありませんが、禁酒チャレンジ11〜20日はどんな感じだったか、覚書をしておきたいと思います。

 

 

〜10日までとは変わったこと
  • 前回悩まされた頭痛は無くなりました。
  • 寝付きの悪さは、夜中に起きている時に飲んでいたお茶やコーヒーのせいだったかも知れないと思い、カフェインレスの紅茶を飲むようになりました。結果、やはり飲酒していた頃よりは寝付きは悪いですが、だいぶ快適に眠れるようになりました。
  • 幾分、乾燥肌が改善されたかもしれません。洗顔後は顔がつっぱるのがお決まりでしたが、それがなくなりました。
  • 「お酒を飲みたい!」という欲求そのものがかなり軽減しました。

 おいしい飲食店に行った際は、やはり「少し日本酒を飲みたいな」と思うこともありましたし、ノンアルビールを開けることもあります。しかし、その頻度もかなり下がり、炭酸水やお茶でいいと感じることも増えました。

 ~10日は、飲みたい気持ちが少し出てきたら、禁酒本を読むことにより飲酒欲を下げていました(その結果、あまり我慢せずに済んでいました)。今は、禁酒本をまったく開いていませんが、飲酒欲もそれほどありません。

 途中、仕事でものすごくストレスを感じた日が3日ほどあり、転職を考えるレベルでした。これまでなら1日にロング缶3本くらい転がして気分悪くなってるところですが、飲んでも虚しい二日酔いだし、ストレスのもとは全く無くならないんだと思ったら、手を出す気持ちは失せました。

 

あまり効果を感じていないこと

 様々な記事で、多くの人が「こういうメリットがある!」と言っているけれど、今のところ自分は感じていない効果についてまとめておきます。まだ20日だから?

  • 寝起きスッキリ! って感じは別にないです(二日酔いはもちろんありませんが)。もともと寝起きは良い方なので。
  • やせません。増えてもいませんが。炭水化物摂取量がやや増えていることが原因かもしれません。お菓子も結構食べていますが、お酒飲んでいた頃と大して変わってないと思います。
  • 気持ちが明るく…は、別になりません。仕事で無能感を感じることがあって、強くストレスを受けたことが原因でしょう。

 お酒以外にも、他にも解決しないといけない問題がいっぱいあることに気づきました。とりあえずお酒から解決していくんだ! というモチベーションでいこうと再確認しました。

 

確かに感じるメリット

 10日目と被りますが、今の気持ちで改めて書いてみます。

  • 夜の時間が伸びた気がします。ブログ書いたり、勉強したり、以前よりうんと充実しているような気持ち。
  • お金を使っていないような気がします。これまでは、スーパーは寄らずともコンビニに寄って、酒とつまみを買っていました。
  • お酒を我慢するだけで、頑張ってるような気になります。まあ、ここで得た自己肯定感は、仕事のストレスで全部吹っ飛びましたが…。

 残りあと10日になりました。ノンアルビールと微アルビールを最近ぽちり、30日到達後も減酒は続けられたらなと思っています。

  お酒との良い付き合い方を、とにかく身につけていきたいと思います!

本紹介 -『民族という名の宗教−人をまとめる原理・排除する原理−』

 タイトルに掲げた本をようやく読み終わりましたので、少し覚書しておきたいと思います。私自身に世界史の知識が薄く、今ひとつわかったようなわからないような部分もありましたので、不正確な部分があれば申し訳ないです。

 読んだのは以下の本です。

本の内容で、「へー」と思ったことまとめ
  • 人間は他の動物に比べ圧倒的に弱いことから、オス個人同士の争いが起こりづらく、その結果集団を大きくすることができたのではないか。
  • 初期の集団においては、優れた人間が指導者となっていた。指導者が老い、衰えれば当然指導者の立場を巡って争いが起きる。しかし、いちいち内部で争っていては混乱するので、世襲制に(⇨血の信仰へ繋がっていく)。
  • さらに集団が巨大化し、帝国と呼べる規模になると、一部の部族を依枯贔屓するような血の信仰では人々をまとめられなくなる。そのニーズから、キリスト教イスラム教、仏教などの世界宗教と呼ばれる宗教が急速に広まる(⇨しばらく宗教が力を持つ時代へ)。
  • 産業革命により、労働者や市場の確保が重要視されたことにより、大きな集団を作る必要が出てくる。ここで、かつては別の部族、国として存在していた集団をまとめ、ひとつにするイデオロギーが必要となる。そのために出てきたのが「国民国家」や「同じ民族」というイデオロギー
  • 産業革命によって力をつけたイギリスやフランスに飲み込まれないためにも、周辺国はこぞってまとまり独立し、主に「同じ言葉を話す」もの同士として団結しようとした。
  • ユーゴスラビアも、「同じ南スラブ語を話す」という理由でまとまり、「ユーゴスラビア人」としてのアイデンティティを持とうとしたが、言葉も似ていると言っても相違点も多く、むしろ違いの方が目についてしまった⇨内部分裂
  • 「同じユーゴスラビア人」としてまとまるというナショナリズムは失敗したので、社会主義という違うイデオロギーによって団結しようとした。

このあたりまでが、ユーゴスラビアにつながるお話です。

ユダヤ人に関する歴史が以下⇩

  • ユダヤ人はエルサレムの近くで定住していた集団だが、何らかの理由で移動し、追われることに。
  • どの地域に行っても迫害されてしまい、長い間苦しんだ。
  • 18世紀後半、メンデルスゾーンが「ユダヤ人が迫害されてしまうのは、ユダヤ人がユダヤ人らしさを強調していることにも問題があるのではないか」と唱え、地域に同化していくことを提案。ドイツ的教育、ドイツ人との交際を奨励し、多くの学者や芸術家を輩出するに至った。
  • 産業革命からの流れによって、国民国家の考え方が出てくる。国民国家は、部族関係なく国民としてひとつに纏まろうとする動きだったので、当時のユダヤ人的には大チャンス。有能ならば認めてもらえるので、張り切った。
  • 社会の中心に多くのユダヤ人が入ってきたことから、社会がユダヤ人に乗っ取られてしまうのではないかという不安や妬みが噴出。反ユダヤの流れに
  • 国民を民族と言い換え、「ユダヤ人は同じ民族にはなれない」という言い方をすることで、ユダヤ人を排除。ユダヤ人内でも、急激な同化にアイデンティティの喪失を覚え、民族主義的に。
  • ポグロムなどのユダヤ人虐殺が起こってしまう。
  • 国民国家というイデオロギーではうまくまとまれなかったので、「民衆の殺し合いに反対」し、「ユダヤ人を縛るユダヤ教から、ユダヤ人を解放しよう」としてくれて、「国境を超えて、労働者をまとめようとしてくれる」社会主義に賛同するユダヤ人が多くなった。一方で、むしろユダヤ人としてのアイデンティティを強め、神話を用いて、ユダヤ人の国に帰ろうとしたのがシオニズム

 

感想

 今、世界が国境を超えてまとまろうとしたり、自国の力を強めようとしたり、様々な思惑が見え隠れして、もう何を信じていいのか、今後どうなっていってしまうのかわからなくて不安に感じることが多々あります。

 そういう中で、これまでにもあった「まとまろうとする力」「排除しようとする力」を知って学ぶことは、非常に意義があると感じました。知ったところで何ができるわけではないのですが、世間で起こる出来事を、渦中からオロオロして見つめるだけというのは消耗してしまいます。メタ的な立場から「今こうなっているのかもしれない」と思えるのは、精神の安定の上でも良いことなのかもしれません。

 高校で学んだはずなのに、今ほぼすべて忘れている世界史をもう一度勉強したいと思える内容でした。

 

こんなひとにおすすめ
  • 世界をひとつにまとめようとしてきた歴史に興味がある人
  • 人の集団形成に興味がある人
  • ユーゴスラビアについてあんまり知らないけど、どういう国なのかごく簡単に知りたい人
  • ユダヤ人についてあんまり知らないけど、どんな歴史を歩んできているのかごく簡単に知りたい人
  • 社会主義の良かった点を論じる立場のものを読みたい人

易しい言葉の対話形式なので、読むのに辛いと感じることはなかったです!

おそらく、歴史としてはかなりさわりの部分だと思うので、ユーゴスラビアユダヤ人についてしっかり学びたい! という人には不向きかもしれません。

風呂で痩せたい -ゲルマバスで発汗

今週のお題「お風呂での過ごし方」

 

 お風呂は好きなのですが、入ると自分のお腹にいつもがっかりしてしまいます。

 お風呂って身を少し屈めますから、その時に自分のお腹周りの分厚い脂肪に目が…。お風呂でエクササイズして、理想のボディラインを手に入れよう!なんて話もありますが、リラックスしたくて入る風呂でそんなこといちいちしたくないし、第一運動はあまり好きではありません。食事制限の方がまだマシです。

 しかし、お風呂って汗をかくので、何だか痩せそうなイメージ。どうせならポカポカ温まって、ついでにちょっとでも痩せないかなと、発汗を促す系の入浴剤をお湯に投入しています。

 ですので、私のお風呂での過ごし方は、「発汗系の入浴剤を入れて、じっくり温まる!」です。

 お風呂でスマホをいじったりはしません。お湯に浸かった後は、考え事をしたり、お湯から一部体を出して体をこすり洗いしてみたりして、案外忙しくしています。

 

 さて、発汗系の入浴剤ですが、今はトウガラシエキス入のものなど、色々なものが販売されています。いくつか試しましたが、個人的には「ゲルマバス」がお気に入りです。

 少し硫黄の香りがして、温泉のような印象を受けますし、じんわりじっくり温まるのも良いです。マユツバですが、ゲルマバスを入れたお湯にしばらく浸かっていると、数時間運動したのと同じくらいの効果が得られるという謳い文句にも惹かれてしまいます。確かに、しばらく浸かっているとじんわり温まっていただけのはずなのに、まあまあ汗が出てきます。

 注意点は、金属です。シルバーの指輪などつけたまま入ると、指輪が茶色く変色してしまう可能性があります。擦っても落ちるタイプの汚れではありませんので要注意!

呉服業界の販売会は闇。思い出す秋

 最近呉服屋の前を通ったことで、数年前の秋に何とも言えず嫌ーーーな思いをした記憶が蘇りました。既に「販売会はやばい」という情報はいくらでも出ているかと思いますが、ロクに知らずに行って後悔した思い出が蘇ってきたので、まとめておこうと思います。

 

 

そもそものきっかけ

 ちょっといい浴衣を買いたくて、呉服屋に行った事です。綺麗で涼しげな水色の浴衣を買いました。自分としては安い買い物ではありませんでしたが、素敵なものが買えて良かったと思っています。

 前々から着物には憧れていて、呉服屋さんに並んでいる派手すぎない着物に魅力を感じました。

販売会へ

 それから販売会のお知らせなど届くようになりました。頻度はそれほど高くありませんが、いつも直筆で一筆添えられていました。その時は特に何も思いませんでしたが、今思えばそうやって必死に営業しているんですね。就職したら相当大変だと思います。

 ある日、特に予定もなかったですし、安くていい商品も手に入ると聞いたものですから、ちょっと行ってみようと思いました。

 入ってみたら、入り口付近でしばし待たされ(お茶が出た)、担当のような店員が一人つきました。

販売会の内部

 大体5ブースに分けられていました。

①入り口付近 バーゲン品

 ここは結構安いものが多かったです(そうは言ってもそこそこしますが)。着物に興味があったので、ここは買ってみたいなと思う品がありました。店員さんのテンションは決して高くない。

②お好きな着物に投票ブース

 何だかものすごく高そうな着物の写真が8つほど掲げられてあって、どれが素敵だと思いますか? と聞かれました。

 こういうのはいりませんと言ったんですが、「単なるアンケートですので!」と言われました。しょうがないので1つ選びました。

③着物試着ブース

 さっき投票した着物を、「いらない」とはっきり言ったのに羽織らされました。3ケタ万は平気でするような品です。すると、周囲の人たちが集まって、素敵だ素敵だと褒めてくるんです。

 いらないのに、分割で買えますよ! と言われます。月々のお支払いが〜と来るので、ヒヤヒヤしました。

④着物作家?とお話コーナー

 さっきのバカ高い着物よりはだいぶ安い着物(布地など拘っていて、おしゃれではある)を見せられて、作家さんだという人と少しお話をしました。

 確かに綺麗な着物で、さっきあまりにも高い着物を見せられたせいか、買ってもいいかなという気持ちになり、そこで私は契約をしました。私は一括の買い物しかしたくないと言ったのですが、着物はみんな分割で買うよ! という言葉に、そういうもんかと思ってしまいました。

 営業トークをしてきたおばさんが、若い女性の店員に、「私はね、売りつけるようなことはしていないのよ。こうやって商品の魅力を説明して、そうするとお客さんが、自分で買いたいって思うのよ。」と勝ち誇ったようにお話をしていました。

 ちょっとここが引っかかるポイントになりまして、後で目が覚めるきっかけにもなったので、あのおばさんには感謝しないといけないかもしれません。

⑤振袖コーナー

 私は既に成人していたので関係ありませんでしたが、10代後半の女の子とその両親があれこれ営業されてました。

クーリングオフ

 あんな高い買い物をして良かったのかな? とその日は悩みました。だって、お給料が吹っ飛ぶような買い物です。いいものだし、大切に着よう…。と、最初は思いましたが、販売会の様子があまりに特殊だったので心配になり、ネットで販売会について調べてみました。

 まさに、私が体験したような事が買いてありました。客観的に読み進めてみると、「こんな売り方は健全には思えない」と思いました。さっさとクーリングオフしよう、と心に誓い、思い立った翌日には店舗まで足を伸ばし、契約解除しました。解除は割とすんなりできました。

 一応理由は聞かれたのですが、落ち込んだ様子を見せて、「両親に猛反対された(別にされてないですけど)。家族と険悪な仲になってまでする買い物ではないと思った」と伝えたら何だか納得してもらえました。また来てくださいね、と言われましたが、もう行くものかという気持ちでいっぱいでした。

 うまく契約解除できたから良かったですが、クーリングオフする前は、もしこのまま買うことになったらどうしよう…とドキドキして眠れませんでした。ほいほい乗せられて買ってる自分も悪いんですけどね。

行って良かったと感じる点

 きちんとクーリングオフ出来たので、結局懐への痛手はありませんでした。嫌な思い出にはなりましたが、以下のように勉強出来た面も大きかったなと思います。

販売会の様子が知れた

 スーパーやデパートとは全く違う販売形態に気圧されました。

 もし、今後似たような機会があっても、「これは注意せねば」とある程度自衛できそうです。

はっきり断る意志が身についた

 当たり前ですが、いらないものはいらないと言わなければいけません。そんな当たり前のことができていないことに気づけたのは大きかったです。

 時にはこのことを振り返って、いらないものはいらないとはっきり伝える大切さを思い返しています。

やっぱり一括払い!

 今回、分割に手を染めかけましたが、やはり一括で払えない買い物はしない(よほど家とかじゃない限りは)!

 一括で買えないものを買おうとするのは身の丈に合いません。

 スマホなどは分割払いすることも多かったですが、機種代も一括で払おう! と心に誓いました。

自分の弱さがわかった

 自分が認識していた以上に、自分は流されやすく、みんなそうしているという言葉に弱いんだと感じました。

 みんなそうしているからそうするのではなく、みんなそうしているのは何故なのか考えなくてはならないと学びました。これが一番大きかったです。

 

 こう書いてみると、勉強できたことも多いですね…。

 

私が着物を買うならここにする

 このことでだいぶ懲りたので、しばらくは着物なんかという感じでしたが、やっぱり着てみたいなと思うことはあります。色々見て、ここは個人的にいいかもと思ったものです⇩

①ネットの着物屋さん

 洗えてかわいいプレタ着物なら3000円で買えちゃうこともあります。ペラペラだとか、裾捌きが悪いだとか、見る人が見ればわかっちゃうとか言いますけど、何かそれで問題あるんですかね?

②リサイクルきもの「たんす屋」さん

 新宿サブナード店に行きましたが、少なくとも私が行った時は変な営業もありませんでした。リサイクル品は、昔の人は背が低いことが多いから、丈が足りないかもしれないので注意してください、と教えてくれました。

③デパート催事場の着物販売会

 ある程度注意が必要かも知れませんが、私が行った時には、お客さんも多いためか張り付かれるようなことはなく、お値段も手頃のものが多かったです。

 

 ここまでの内容は、比較的前の出来事になります。今の呉服業界は変わっているのでしょうか?

 興味があった気持ちがだいぶ萎んだのは事実ですが、懲りずに挑戦してみたい気持ちもあります。

 皆さんも販売会に行く際には、いらないものは買わないぞ!という気持ちは強く持たれた方が良いかと思います。