歯を大切にしようと心底感じた日

 先日、歯の隙間にできた虫歯を治してもらいに歯医者さんに行きました。あっという間に黒くなっていた部分を綺麗にしてもらい、あまり痛くもなく、スッキリしました。よかったです。

 普段はそれくらいで終わるのですが、今回は何というか…結果として、歯のことをものすごく考えさせられる受診になったと感じます。

 

 私は親戚に歯医者がいまして、身内に言うのも何なのですが、優しくて信頼できる歯医者さんです。これまで、クリーニングも虫歯の治療も、なんでもその歯医者さんに任せてきました。田舎に帰るときについでにみてもらう感じです。

 世の中歯医者さんといってもさまざまで、結構安易に抜くことを提案してくる歯医者さんや、頼んでもいない治療を行って点数稼ぎをする歯医者さんも結構いると聞いており、怖くてその歯医者さん以外は絶対行かないようにしていました。

 

 しかしこのコロナ禍です。田舎に帰るのが難しくなり、2年近く帰省できていない…そんな折に歯の隙間の虫歯が目立つように…!これはいかん。

 気になり始めると痛いような気がしてきます。親戚の歯医者さんに、信頼できそうな別の歯医者さんを紹介してほしいとお願いし、比較的近所の歯医者さんを紹介してもらいました。予約を取って、その日を待ったのですが…待っている間にも虫歯が進むんではないかと心配になってきました。これまでは帰省さえすれば、すぐにでもかかりつけの歯医者さんに診てもらえていたんです。予約を待つ不安さというのが初めてわかりました。

 

 しかも、(もし麻酔をすることになったらどうしよう…)と思い、ネットでもろもろ調べていると、「大人の虫歯は痛みづらいので、痛いと感じたら相当進んでいる証拠!」とか、「虫歯が象牙質まで到達すると、象牙質は柔らかいのですぐ虫歯が進む!」とか書いてあるではないですか!!! こわすぎ。ぼろぼろになった歯を想像して、ようやく己のこれまでの行動を反省しました。

 ついでに、YouTubeでぼろぼろの虫歯を綺麗にする動画をいくつか見ましたが…歯ってあんなことになるんですね。こわすぎ。

 

 ついに診察の日、初めての歯医者さんに緊張しながらも診てもらったところ…Cって3回くらいいわれました。そんなに虫歯あったの? 幸いそんなに進んでないようで、治療は気になっていた一本のみとなりました。

 

 帰りに急ぎ歯磨き粉と虫歯予防薬を買いました。結構しましたし、負担した治療費よりも高かったですがしょうがない。私は自分の歯と長く付き合っていきたいし、何より歯医者で麻酔まで打たれるような治療をされるのはごめんなんだ。それから毎日、丁寧に歯磨きをしています。

 それでも、丁寧に歯磨きをしたつもりなのに歯垢があまり取れていなかったり、フロスを使うとウワー…ってことになったりと、なかなか前途多難です。より良い歯磨き方法はないのでしょうか…。